２００７年ＧＷ　燕岳
【山域】　北アルプス　燕岳
【ルート】中房温泉から燕岳往復
【日にち】2007/5/3-4
【参加者】IA,YT,ON

燕から南を望む　　　　　燕山荘から燕岳を望む　　　　燕岳のピークにて（大見）

【記録】
当初　常念−燕の縦走を行う予定でしたが、１日早く帰らねばならない事情が出て、
中房温泉-燕岳の往復にしました。
５／３　８：４０　穂高駅に集合。タクシーで中房温泉まで入る（７３００円）。
タクシーを降りるときに、大見は荷物を置き忘れて、ここで１つ目のポカ。
運転手が途中で気がついて、もう一度上がってきてくれたのには感謝。

準備をして１０：００に出発。ここから合戦小屋までは急な登りが続く。
今日の目的地、燕山荘までは５．５ｋｍの道のりだ。
第１ベンチまでは１ｋｍ、１０：４５に到着。ここには年中涸れない美味しい水が流れている。水はここでくめばいい。
１１：２５第２ベンチ到着（１．７ｋｍ地点）、第３ベンチ（２．５ｋｍ地点）には、おそらく１２：００。

ここからも急な登りが続き、合戦小屋に着いたのは１４：００。合戦小屋では、ホットコーヒなど売っていた。
合戦小屋からは、３つの雪のピークを乗り越えれば燕山荘である。
小屋泊まりの人はスイスイと我々を抜いていくが、われわれは荷が重いためか、見えているのになかなか着かない。
でもここからはピークまで見晴らしも良く、周囲の白い尾根を見ながらのんびり登ることにした。

１つ目のピークでは、滑落停止訓練をしている一団がいた。訓練を見ながら山田さんが上がってくるのを待つ。
山田さんは、夜行疲れか苦しそうである。そうこうしているうちに、雪が降り始め徐々に雲行きがおかしくなってきた。
遠くでは、ごろごろと雷の音がする。ちょっとやばいかな？と思っているうちに、雷は近づいてくる。急がなくては。

結局到着は、１６：００であった。このころには風も強くなってきており、疲れていた山田さんは、小屋で泊まることにした。
伊東さん大見で、テント設営のため、１時間半かけて雪の壁を造った。そしていざテントをたてようとして、ポールを通したところ
折れてしまった。２０年も使っていたテントポールだったが、、吹雪の中で折れるか？？　結局小屋に泊まることにした。
雪まみれの私たちが小屋に入ってきて、宿泊客は、さっきまでの良い天気だったのに、と皆驚いていた。

今回は、運良く小屋が近くにあったから良いものの、古い装備は使うのをやめにしよう。

５／４　小屋は快適でぐっすり眠れ疲れもとれた。８：００に小屋を出て燕岳に向かう。ほぼ平坦な楽な道だ。あっという間に頂上に
着いた。頂上からは、槍ヶ岳、裏銀座コース、立山、爺ヶ岳、鹿島槍など３６０度パノラマを楽しむ。
９：２０燕山荘出発。１２：００に中房温泉到着。１３：０５のバスに乗り１４：００穂高駅到着。
美味しい蕎麦屋と言われている一休庵は満員であった。１５：２２の臨時しなの号に乗り１８：２７名古屋到着解散。

今回は、縦走が出来なかったが、快晴から吹雪と楽しませてくれた。やっぱりゴールデンウイークの山は良いなあ。。