2011年GW 立山


1.行き先 北アルプス立山周辺
2.日にち 2011年5月3日〜5月5日
3.参加者
     OM,IA(reporter),IT,YM
4.行程
 5/3 富山着11:27 富山電鉄11:50発立山12:50着ケーブルカー、バスで室堂へ。14時半頃着、室堂を15時ころ出る。

室堂からライチョウ沢へ

私は久しぶりのテント。夫が膝を痛めており(スキーで下手なボーダーに突っ込まれ左膝の靭帯を切った)
荷物のほとんどは私の肩にかかっているが、まぁテント場が近いのでなんとかなるだろう。
天気は雪がちらつきガスもかかっている。
-->雷鳥沢キャンプ場に15時40分頃着。テントは80張りくらいか(もっとかな)、スキーの板を立ててある、大きめのテントが目立つ。
幕営にかかる。この頃、みぞれになり、その中で雪のブロックを積む。雪がザラメになっておりブロックが作りにくい。
 
ブロック積み             キャンプサイトの様子

山はやめたが夫のブロック作りは見事。交代もせず延々とブロックを作る(スコップで雪を切る)。
なんとか三人用と二人用を張るスペースの囲いと整地を一時間ほどで終えて、テントの中へ入る。
この日の夕食はOM班の鍋。OMさんとYMさんが手際よく取り掛かり、「できたよ〜」の声でOMテントへ。
尚、鍋は私が最近買ったチタン成の一番大きい鍋。それでも4人分は無理なので何回も作ることになる。
OMさんがこれでもかというくらい材料とアルコールを持って来てくれたので、存分に食べ、飲む。
テント場には、トイレと流し台のある小屋があるので快適。雪を溶かして水を作る必要もなく時間も節約できる。
テントから小屋まで遠いので、たぶん一人で夜中に小屋には行けないだろう(私は方向オンチ)…20時頃就寝。

 5/4 8時半雷鳥沢-->一ノ越へ。今年は雪が多いため、雪庇を避ければ、どこでも歩行可能。
天気はまずまず。外の水が凍っていたので夜は氷点下だった。雪景色を楽しみながらゆっくり歩く。

ライチョウ沢からへ一ノ越へ。振り返り

11時半頃一ノ越し山荘着。風が強い。ここでもゆっくり休み、12時半雄山へ向かう。風がはんぱなく強い。
私はカッパだが、少し後悔する。ヤッケのようにフードが固定しないからだ。また、私は衣服をカッパのズボンに入れなかった。
風が背中に入り寒くカッパがパタパタする。直そうと立ち止まると寒く、吹き飛ばされそうでできない。
首周りもきちんとと衿を揃えておらず、容赦なく風が首に当たる。すぐそこだと思ったのが間違い。山をなめてはいけない。
風で思うように歩けない。約1時間で雄山に到着。更に、雄山神社へ(3003m)あぁ〜しんど。こんな強風は初めてだ。

雄山頂上直下

写真を撮り下山開始。雪山なので下りは早い。この日は雄山まで登る人は少ない。
小屋には14時過ぎに着き、またまったりする。15時ころ出てテント場へ。到着は17時頃。
この日の夕食はIT班。OMテントに移動してすき焼き(鍋)。すき焼きのたれを水で薄め、その中に材料を入れる。
まぁ鍋と材料は変わらないが私は軽量化で、牛肉以外は、菊菜、乾燥マロニー、ふ、シメジ、しろねぎ、白菜少々。。
でも昨夜の材料がたくさん残っていたし、アルコールも持ってきたので、豪華(?)な夕食。…21時就寝。

立山の地ビール

 5/5 下山日 快晴。ぐやじい。雷鳥沢-->みくりが池温泉に寄り室堂へ。バス、ケーブルカーを乗り継ぎ富山へ。

ケーブルカー
指定席なし。自由席に並び、なんとか座りささやかに宴会しながら帰路へ。

今回は春山のメッカ雷鳥沢。テント場が近いので、山の会によっては大量の食料とアルコールを持ち込む。
96年にある山の会の山行に参加させてもらった時は鍋以外に、フライパンを持ち込み、焼きそば、ホッとケーキを作ってもらった。
当時、岩登り主体の山の会に入っていた私はびっくりしたものだ。
…天気がよければ雪でテーブルと椅子を作り、夕陽を見ながら夕食をとるのだが(だんだん冷えてくるので着込む)、
今回はテント場に着く時間も遅く天気もそれほどよくなくて大変残念だった(目的か!)。
でも、雪山のパノラマは素晴らしかった。だから山はやめられない。

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